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都城鍼灸ジャーナル よくある症状;のどの詰まった感じ

本日は、喉の詰まりについて。
意外と多い症状の1つです。
そんな症状の原因疾患に、「咽喉頭異常感症;ヒステリー球」というものがあります。
そのほか、喉の詰まる原因には、
口腔・食道・喉頭・甲状腺・心因性が挙げられます。


咽喉頭異常感症は、有病率4%(100人いたら4人はこの病気ということ)と多く、
好発年齢は、30-40歳代、男性よりも女性に多い傾向があります。

いくらのどを検査しても、異常は見つからないので、原因不明とか、異常なしと診断されることもあり、
ドクターショッピングするケースも多いようです。

しかし、出来るだけ早く診断がついて、治療されるにこしたことはありません。
治療をしないで放置していても、何年も症状が続くケースが4割もいるとされています。

とはいえ、現代の医学では、原因も不明で、有効な治療法は確立されていません。
漢方薬が効いた、逆流性食道炎の薬が効いた。といった話もありますが、これらは、数人の方に効いただけで、 科学的根拠に乏しいとされます。

そういう意味では、鍼灸も咽喉頭異常感症については、科学的根拠に乏しいといえます。
しかし、副作用のリスクや安全性という観点でみますと、薬よりは安全であり、副作用も少ないので、
こうしたケースでは選択の優先順位は高いと考えます。

こうした喉がイガイガする、つまった感じがなかなかとれない、などでお悩みの方は、一度ご相談ください。