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都城鍼灸ジャーナル;血圧の左右差みてますか?

本日の一言論文は、 血圧の左右差についてです。

出典は、
Associations Between Systolic Interarm Differences in Blood Pressure and Cardiovascular Disease Outcomes and Mortality: Individual Participant Data Meta-Analysis, Development and Validation of a Prognostic Algorithm: The INTERPRESS-IPD Collaboration. Hypertension. 2021 Feb;77(2):650-661.

一言;収縮期血圧が左右で5mmHg以内なら大丈夫。

解説;
血圧には、収縮期血圧や拡張期血圧があります。
収縮期血圧は「上の血圧」、拡張期血圧は「下の血圧」と呼ぶこともあります。
今回の報告は、この収縮期血圧の左右差が5mmHg以上あると、心疾患の可能性があるか調べたものでした。
その結果、5mmHg以上の左右差があると、心疾患の可能性が高くなるという結果がでました。

注意点としては、
左右の血圧を同時に測ることが最も正確ですが、
できなければ、例えば右⇒左⇒右⇒左と交互に2回測定することで応用が可能です。
血圧はすぐに変動してしまうので、難しいのですが、最低でも10mmHg以内にあると良いと思います。
ときどきは試してみてください。

記事の詳細を記述します。